やっぱりもうちょっと書いておこーっとww


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
“サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する…。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった。

著者はジョナサン・ストラウド
出版社は理論社です。

過去記事は全部ここをクリックするとまとめて出てくるはずw

昨日のアレじゃやっぱり書きたいない!
というか
キティのことを全然書いてない★
ってことで追加します。

バーティミアス三部作の世界というのは
支配者である魔術師と
被支配者である一般人の差が
ものすご~く大きいんですね。
それで
たいていの一般人は支配されることに慣れていて、魔術師を大変に恐れているんですが
キティは気の強いのもあり
この独占的な支配体系に大きな憤りを感じているわけです。

その憤りは他の人の心にも潜んでいますが
キティがそれを大っぴらにあらわせるのは、やっぱり彼女が
魔術に対する免疫がある体質なのも大きいのでは?
と思ったり。
他の人が同じように憤ってそれをあらわしたとしても
魔術で倒されてしまって、心を折られちゃうことが多いでしょうから。

このキティの能力は特殊であり
仲間は数少ないのですが
でももしかするとこれから増えてくるのかも?
というのは作中キティと話したバーティミアスの弁。
魔術による支配が長くなると、抵抗力を持った人間が生まれだし数が増えるんだそうで
なるほどなるほど。
魔術文化が爛熟しすぎて対抗する能力があらわれる、というわけですな。

ともあれ
自分の能力に気づいたキティは
反魔術の仲間に入りますが
できたてで志向性もはっきりしない若いグループなうえ
キティ自身もどうするのかがわかっていない混乱状態で事態だけがどんどん走る感じで
このあたりが昨日書いた「空回り感」の強さになるわけです。

魔術師のナサニエル
免疫はあってもやはり一般人のキティ
異世界の存在であるバーティミアス

三者三様の世界のあり方が錯綜するのが
視点の混乱でありつつも
物語世界の危うさをよくあらわしていたりします。

なにはともあれ、役者がこの第二部で出そろったわけでして
クライマックスの第三部への期待は
勿体をつけた終わりかたで
嫌が応にもあおられちゃっているわけです。

うん。
がんばって近日中に第三部読みなおして
ちゃんと紹介しま~す!
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ラージャのカレー

バーティミアス ゴーレムの眼

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