夏至の今日紹介するのは
昨年冬(多分当時直後くらい)に紹介した「星のひとみ」に収録されている作品です。


出版社/著者からの内容紹介
表題作他,古い指輪をはめて祖母の少女時代を垣間見た女の子の話「古い小屋」や,笑いすぎて氷の体が崩れてしまった「霜の巨人」など,雪とオーロラから生まれたフィンランドの12の物語.

文章はトぺリウスさん。
挿絵は丸木俊さん。
出版社は岩波書店です。

本全体の紹介や、挿絵と文章のマッチングについては、以前の「星のひとみ」で書いちゃいましたね。
この本は寒い時期の話と暑い・暖かい時期の話が半々くらいで入っているのですが
今回紹介しますのはズバリ!夏至の話です。
タイトルもそのまんま(笑)。

日本は四季がはっきりしているとはいえ
陽の出てる時間は長いか短いかくらいですが
フィンランドになると陽が沈まない白夜があり、逆に冬は陽が一日中出てこなかったりするんですもんね★
感じ方も違うんでしょうね~。

なので
出ているお日さまに対しては特別な意識があるようで
夏至の日には一晩中かけての子どものお祭りがあり
そのお祭りの夜の物語がこういうふうに書かれたりもするわけです。

子どもが中心で夜更かしって、いいのか?と思いますが
(子どもたちの年齢は特に書いていませんが、どこの子もお祭りに行くのに親は同伴していない模様)
国とか地域性の違いをどうこう言っても始まりませんからね。
そういうところもあるんだ~、と。

ちょっとググってみたらば、Wikiに記述がありました。
北欧の夏至祭という記事で、フィンランドのことも書いてありました。
これによると子どもだけのお祭りじゃないようなので
子どものお祭りと大人のお祭りの場所が別なのか、それとも子どもだけにクローズアップして物語が書かれたのかはいまのところ「?」です。

とにかく、夏至の日に兄妹のふたりはお祭りに出かけ
遊ぶうちにお腹がすいたので、もらったお小遣いで食べるものを買おうとすると
そこで自分たちより貧しい子に出会い…
という物語。

キリスト教っぽいというか宗教っぽいお話ではあるのですが
お祭りのウキウキ感とか
その中での自分の幸せを分け与えるような意味合いでの施しとか
(コレ、なんとなく読んでいて『お布施』に近い意味合いを感じました)
祭りの後にできるココロの隙間を埋めてくれるような大きな愛情などが
しみとおるように描きだされていて
短いのにとても心に残る短編です。

「星のひとみ」にはこのほかにも
内容紹介でタイトルが上がっている「古い小屋」や
悲恋の花物語「スイレン」「白いアネモネ」など
夏が舞台になっている物語があります。
季節に合わせて読むもよし
冬が舞台の物語も合わせて読んで涼しさを思い出すのもよしではないでしょうか。

夏至当日の紹介なので
今日読んで!というわけにはいかずゴメンナサイm(_ _)m
暑い時期に思いだしてお手にとっていただけましたら幸いです。
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グリム童話集 茂田井武・絵

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まとめtyaiました【夏至の夜の話――「星のひとみ」より】

夏至の今日紹介するのは昨年冬(多分当時直後くらい)に紹介した「星のひとみ」に収録されている作品です。出版社/著者からの内容紹介表題作他,古い指輪をはめて祖母の少女時代を垣間見た女の子の話「古い小屋」や,笑いすぎて氷の体が崩れてしまった「霜の巨人」など,?...

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2012-06-21 10:45

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