続編があるんですよ。

【送料無料】豚の死なない日(続)

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価格:840円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
家族の絆、生きることの喜びと悲しみを描いて日本中に静かな感動を呼び起こした『豚の死なない日』の続編。父の死にめげず、家族を支えてけなげに働くロバート。だが凶作と大不況の波が一家を窮地に立たせる。正編にまさるとも劣らぬ感動が読者を包む。

著者はロバート・ニュートン・ペックさん。
出版社は白水社です。
正編「豚の死なない日」の記事はこちらです。

訳者・金原瑞人さんのあとがきによると
「アメリカの友人たちのなかには、正編よりこちらのほうを高く評価している人も多い」
とあります。

ん~…
たしかに続編にありがちな食い足りなさはないですけども。

大人でガッツリとした物語が好きな人は高く評価するんでしょうけど
肉でいったら野生のジビエ。歯応えたっぷりですが顎が疲れますよ、てな感じの
ハードな内容です。

正編の終わりに父が亡くなり、一家を支えることになったロバート。
周りは大人と同じに扱ってくれますが
子供を育て上げた父でさえ大変だった生活をそのまま維持するのは
やっぱり厳しい。

少しずつ、少しずつ
暮らしは立ちゆかなくなっていきますが
それは彼のせいだけではありません。
世の中は不況と凶作がリンクしていて
誰にとっても厳しい時代だったのです。

そのうえ
父が老いていたように
家畜も老いており
1頭、また1頭と
働けなくなっていきました。

実話が元とはいえ、ノンフィクションではないはずなので
どのくらいのタイミングでこれらのことが起きたのか
定かではないですが
現実がもっと長いスパンで起きていたならまだしも
もっと短い可能性もあるわけで
なんとも重たい荷を背負っているのですね。

しかも
この続編でロバートに彼女ができるのですが
その関係に対しての周囲の大人の忠告が
リアルかつシビア★

でも
この時代、たしかにそんなだったんだろうな~

思わされます。

シビアでも、そこには彼に対する思いやりと愛情があり
力が足りなくても精いっぱい努力している様子を見て
できる限りの励ましと支えを…という気持ちが伝わってくるため
反感はわきません。

支えあいながら、流されそうなつらい時代に
なんとか踏みとどまろうとする家族。
仲の良い人たちと分かち合う品物と心は
強く、そしてあたたかい力です。

正編はシェーカー教徒であることにスポットが当たっていましたが
続編では、周囲の人々、それぞれの宗教について少しずつ触れられて
宗教の垣根は低く、こだわるものではない扱いになり
そこにキリスト教の根本が感じられるようにも思えます。

余韻の残る美しいエンディングは
もちろん満足できるものですが
もしさらに続きがあるのなら
ぜひ、それも読んでみたい
そんな気持ちにさせてくれる豊かな続編でした。
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続編があるんですよ。【送料無料】豚の死なない日(続)価格:840円(税込、送料別)【内容情報】(「BOOK」データベースより)家族の絆、生きることの喜びと悲しみを描いて日本中に静かな感動を呼び起こした『豚の死なない日』の続編。父の死にめげず、家族を支えてけな?...

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2012-05-09 02:08

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