久々に読んだら、やっぱり面白かった♪

【送料無料】マチルダは小さな大天才

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価格:1,470円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
マチルダは天才少女。三歳になる前に字が読めるようになり、四歳で、有名な文学作品も読みこなす。ところが両親ときたら、そんな娘を「かさぶた」あつかい。「物知らず」だの「ばか」だのと、どなりちらしてばかり。学校にあがると、そこには巨大な女校長がいて、生徒をぎゅうぎゅう痛めつけている。横暴で高圧的な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの、痛快仕返し物語。

文章はロアルド・ダールさん
絵はクエンティン・ブレークさん
出版社は評論社です。

先日紹介したダールさんの『少年』を読んでいて
発想的に
こういう少年時に体験した出来事たちが彼の物語の原点なんだなぁ
と、感じたわけですが
そのとき、彼の代表的な作品のひとつとして思いだされたのが
この『マチルダ』です。

そうそう、なんか面白かった気がするー
と思い、読み直し。

予想以上にえぐい物語でしたw

大人から虐げられ
それに対して知恵を使い仕返しをするというのが
ベースになっていまして。

やられたらやりかえすって、どうなの?

冷静な部分は語るわけですが
しかし
立場と関係性と年齢と
マチルダの今の年齢から考える、この先の年月と…
などなど含めてトータル的にみると
うーん、そうね、アリにしないとこれはマチルダが壊れちゃうよね★

心情的にやむなし、になってしまいます。

要するにそれくらい
ひどい大人がたくさん!なんです。
まあ、こんだけえぐかったら
そりゃあねぇ。

しかし
こんなひどい両親なのに
なぜマチルダは天才でありつつ、性格的にはとてもおとなしくつつましやかないい子なのだろうか?
このコントラストが面白さの理由でもありますが
とんでもなく極端でしてね。
うそっぽい楽しさというか
フィクションらしさというか
コミック風なコメディの味わいで
非常に軽やかに読めます。

このいい意味でのうそっぽさが
ラスボス的な校長のありえなさも生かしているし
それに対抗する子どもたちの小気味よさも
より鮮やかにみせていて
ゲームとはひと味もふた味も違う
本の面白さがもうキラッキラに光っているわけです。

…が。

なんでマチルダの兄はこんなにキャラクターが弱いのか?
ってのがナゾですわー。

フツーの男の子、という設定ですが
出番は少ないし
オウム返しみたいな会話しかしないし
学校の場面でも登場しないしで
なんかこう
ヒトというより
ヒトの形の紙人形…みたいなペラッペラさで

強烈なキャラクターぞろいのこの物語
唯一の影の薄さ。
まあそれで逆に存在感をアピールしてるともいえますけどw
不思議なキャラクターでしたね。


それらの登場人物が
クエンティン・ブレークさんのイラストであらわされていて
マッチしてるったらありません♪
この物語にはこの挿絵!です。

ちょっといたずら描きっぽくって
ひょうひょうとしてて
クセはあるけどアクは少ない…みたいな絵。
ああ、楽しいな~♪

ワタシが今回読んだのは
画像リンクしている
評論社のロアルド・ダールコレクションのシリーズ。

巻末に
訳者の作品評や海外での批評
簡単な文中の語句説明
ダールさんの略歴なども読めて
かなりまとまった情報が入手できます。

そういうオマケ的なことも含めて
本としてとてもまとまっていて
オトク感あふれる1冊でした。
おススメでっす^^
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