むむー、表紙の画像がないではないか★
ロアルド・ダールさんの自伝です。
表紙のカバー絵は和田誠さんで
中のイラストは、表記がないところを見るとたぶんダールさんご本人が描かれたのではないかと推測。


内容(「BOOK」データベースより)
短篇の名手ダールからの、楽しいエピソードがいっぱい詰まった贈り物をお届けします。自転車を乗りこなそうと夢見た幼い頃、菓子屋で起きた“ネズミ事件”、ノルウェーでの夏休み、姉の恋人にしかけた大胆ないたずら、そして、手ごわい上級生や教師たちと過ごした厳格な寄宿学校での日々…自筆の挿絵や写真をふんだんに盛り込んで、ユーモアとウィットにあふれた筆致で綴る、子供時代が懐かしくなるようなすてきな自伝。

ダールさんの作品は
おばけ桃の冒険
を紹介しています。
むむむ…もちょっと紹介せねばですなぁ。
面白いのよ♪この方の作品。

実はワタシの一番好きな短編は、このロアルド・ダールさんなんですけども
大人の物語なうえホラーなのでこのブログで紹介できないのが大変残念です★
(ちなみになになに?と気になった方に。「おとなしい凶器」というタイトルの作品です)

その短編に限らずですが、この方とっても文章うまいんですよ。
あと、たぶん翻訳もいいんだろうなぁ。
読んでて内容もテンポも気持ちいいです。

そのうえ、写真いっぱい落書き風のペン画イラストいっぱい、さらには手紙の抜き書きもたんまり。
なんかもうすごーくオトク感たっぷりでねぇ。
もともと本を読むスピードは早めなんですが、それに拍車がかかって
あっという間に読み終えました。

父の略歴的な紹介から始まり
本人が細かい事柄を語るのは6歳から。
学校に行きはじめたので、それらの学生生活が中心となっています。

父親は早くに亡くなりましたが
ダール家は商売で成功していたし、なおいいことに共同経営者もいたので
暮らし向きは裕福だったようです。

でも
当時の教育は、ある程度の年齢になったら寄宿学校で学ぶのがスタンダードだったみたいでして
その学校たるや
今こんなんやってたらイッパツでニュースネタ&廃校になりますって!な虐待っぷり★
学校の選び方が悪かったのか
はたまた
当時はそういう学校がフツーだったのか?
どうも後者のような気がしてオソロシイのですが。。。

学校でよかったのは
9歳から通い始めた学校で、家に(というかお母さまにですね)手紙を書く習慣がついたことのようで
しかも、お母さまは送っていただいた手紙をすべて大事に取っておいたのだとか。

『緑色のテープできちんと束ねられ』ていて、600通以上もあり
お母さまがお亡くなりになった後、ダールさんの手元に戻ったとあります。
この自伝にも手紙の断片写真がたくさん掲載されているのは先にも書きましたが
その時の彼の書名の『Boy(少年)』がタイトルにもなっているんですねー。
なんかじんわりしみじみ、いいなーってなりました。

この自伝を書くときも、お手紙読み直して記憶をよみがえらせたこと、いっぱいあるのじゃないかしら。
作家になれた文章テクニックも、きっと手紙で磨かれた部分大きいでしょうし
その結果、ダールさんの作品をたくさん読めるようになったんだから
ワタシたち読み手も、学校生活については少しだけ大目にみなくてはいけないのかも。

赤木かん子さんが文庫で解説を書いてらして
その中にもありましたが
ダールさんの作品の「やーなヤツが痛い目をみる」はこのあたりに原点があるのでは?的な話、同感です。
登場人物の悪役がほんっっっとうにヤラシイし
それがまた
うっひょー★そこまで? ってくらいやっつけられて爽快!みたいなテンションは
きっと彼が当時の想像でやり返していたことではないかなーと。

感覚を忘れたりすりかえたりせず
しかもそれを表現できるようになったのは
素晴らしい才能ですし
フィクションに託して書くことで
ダールさんの記憶の傷が癒されていたらいいですね。

学校生活は18歳で終わり
オックスフォードでもケンブリッジでも行けたのに
もう学校はいい!と(なんかこの本読んでるとちょっと・いやかなりそれはわかる。一方ではもったいねー!とも思うけど)
勤めに出て
当初の希望通りアフリカへ赴任することになったところで
この作品は終わります。

当然ですが
やっぱ続きが読みた~い♪となったので
今後読む予定。
コドモノ本ブログのここで紹介するかどうかは「?」ですが
別ブログだとしても、紹介したときはリンクしますね~^^
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