先日行ってきた、黒井健さんの原画展で知った絵本です。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ある日、おにいちゃんが重い病気で入院した。父さんも母さんも、おにいちゃんにかかりっきり。ぼくのことはぜんぜんかまってくれなくなった…。きょうだいが病気になったとき、ひとり取り残された子のさびしさや不安をつづった絵本。

文章は佐川奈津子さん。
絵は黒井健さん。
出版社は小学館です。

黒井健さんの作品は…
ちょっとこの本とはタイプが違うので
検索結果一覧からどうぞ。

この本
原画展のときから内容を見て気になっていたんです。

病気の子どもや
きょうだいが亡くなって、残された子に対しての絵本ってときどき見るんだけど
こんなふうに、元気なきょうだいに対するケアの本って見たことがなかったので。

この本では
おにいちゃんが入院が必要な重病になってしまい
そのために放っておかれた弟くんの内面を詳しく書いています。

正直
この年齢でこんなに自己分析できるもの?ではあるのですが
大事なのはそこじゃなく
この取り残され感を言葉にしてくれるひとがいる
っていう事実じゃないかなーと思い
また
おんなじこと感じてる人がいるんだよーって伝えることで
自分を責める気持ちを少しでもやわらげてほしい
そんな著者の気持ちにとても同感しました。

自分を好きになれないって、つらいです。
ましてそれが
自分がなにかしたとかしないとかではなく
本当にどうしようもないことであればあるほど
でっちあげてでも原因をつくり自分を、もしくは誰かを責めちゃうことって、あるんです。
(これは脳関係の本でもときどき見る理屈ですね。
こうだからこうなった、という納得を脳は求めるんだそうで)

かまってもらえない
放っておかれる寂しさ
これは自然なことです。
でも、それをあらわせない状況にあると
そんなこと考えるのはいけない
って
責めちゃうこともありますよね。

いけなくないですよ!
それは自然な気持ちですよ!

って
強くいってあげたいです。

こんなふうに重病じゃなくても
家族が寝込んじゃったとか
そんなときに感じる小さな寂しさ
誰もが感じることだと思います。

そんなとき
この本で
大丈夫だよ…って
思ってほしいです。

黒井健さんの絵は
他の本と違う色合い、違うタッチですが
有名で多作な方が描いている
という点も含めて
よかったと思います。

作品の出来も安定していますし
なにより
ファンが多いということで
人に知られる機会も増えますからね。

原画展で紹介していただき
行って、この本を知ることができ
そしてブログで紹介できて
よかったです。
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ときそば 落語絵本十二

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