ショーン・タンさんの特集をしている雑誌を買うべきか否か悩みつつあるワタシ
アライバルの紹介は本日が最終日になります。

【送料無料】アライバル

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価格:2,625円(税込、送料別)


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本。

著者はショーン・タンさん。
出版社は河出書房新社。

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してください。

さてさて、新天地で落ち着き先を見つけた主人公。
今度は仕事を探します。

断られながらも次々と声をかけていきます。
ボディランゲージは共通なのね。よかったね…って、のんきな感想かしら。
やっと見つけた仕事ですが
字がわからなくてヘマをしちゃうんですね。
んー
たしかに表示はたいてい文字ですもんねぇ★

やっと見つけたらしい
文字を必要としない仕事。
むかいで働くおじいさんは
過去を語っているのか、それとも回想しているのか…

おじいさんにつれてってもらった場所で見る
雄大な景色
したことのないゲーム

少しずつ、こんなふうに
土地になじんでいくのかもしれません。

やがて
家族に書く手紙(いつもの折り紙にして封入です)に
お金を入れられるようになりました。
届くようすを不安げに見てから
時が過ぎていきます。

ある日
同居の生き物が手紙が来たことを教えてくれます。
開き、顔をほころばせ
空を見て、外に駆け出す。

何があったなんて、聞くまでもありませんね。
奥さんと子どもが着いたんです。
ふたりとも、経験したことのない乗り物から降り、不安で眉をしかめていますが
主人公の声が聞こえます。

再会のシーンは見開きのロングショット。
そうですね
こんなふうに、離れたところから見守るのがいいのかもしれませんね^^

その後

殺風景だった部屋が
家庭になっています。
子どもはすっかり町にも慣れたようで
生き物と一緒に出かけておつかいにいきます。
地図を持った女の人と行きあい
場所を教えてあげている様子。
「ここ」の人になったんですね。。。


ドラマティックといえばドラマティックですが
一方ストーリー自体は淡々とすすんでいます。
ふしぎな世界の
奇妙さと美しさがあり
一方ではどの世界でも変わらない愛情や信頼感、そして悲しみもあります。
ワタシたちは
それらのすべてを
写真か映像のショットをみるように
離れたところ(セピア色になっているので、もしかすると離れた時なのかも)から
見せてもらっているのです。

フィルムのまわるジーという音?
それともシャッターの下りるカシャッという音?
無音のトーキーのようでもあり、写真展の一連の写真のようでもある写実的なこの作品
展開する世界に深く入り込んでしまう写真集のように
繰り返し見て楽しめます。

主人公が新天地へ到着したように
ワタシたちもどこかへ旅立ち、到着する日がくるのでしょう。

思春期から大人まで
大人になったらより深く
味わえる絵本です。
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アライバル・その2

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