寒い時期になると読みたくなる1冊です。
著者のリンダ・ハワードは、有名なロマンス作家で著作も多数。
ロマンスは現代ものよりヒストリカルが好きなわたしですが、この作品は現代でもピカイチにステキだと思います~♪

内容(「BOOK」データベースより)
田舎町の高校に赴任した教師メアリーは、トップの成績にもかかわらず学校に来なくなった生徒ジョー・マッケンジーを訪問した。話を聞くに、ジョーと彼の父ウルフはインディアンの混血だという理由で町民と距離を置いているらしい。ジョーが密かにパイロットに憧れているのを知ったメアリーは個人授業を申し出るが、ウルフは冷たく拒絶した―自分たちには近づくな、僕はレイプの罪で刑務所にいた男だ、と。女王リンダの最高傑作シリーズ、待望の文庫化。

けっこう前に出てた本なんですね。気になりつつも読み逃していました★

 

 タイトルからしてホラーだよね…と、ちょっとびくびくでしたが怖すぎなくてよかったです♪

 

『銭天堂』のファンだし、なんとなく雰囲気的にこれはイケそう…と思って読んでみました。うんうん、アタリです♪

シリーズではなく読み切りなのでそれが残念ですが、この出版社とは初めてのお仕事(たぶん)なので、今後に期待かも。つか、出版社を見てアレ?ってなったです。ティーン向けの本も出してるんだ。東京創元社は文庫でミステリ&ファンタジーの印象が強くって。勉強不足でゴメンナサイです。

 

『陽』と『陰』が非常にわかりやすいです。ただ、『陽』のチカラで『陰』が滅びるというよりも、『陰』の存続にほころびが出ているところに『陽』の要素が強い茜があらわれて『陰』の終息を手助けする、といったほうが正しいかな。

『陰』に対する復讐心が小さい助けとなる、この裏側からの援護がイイ感じにひねられているので説得力が抜群でございます。

 

逆にちょっとだけ残念だったのは、『陽』である茜の家族的背景を活かしきれてなかったような感じがすること。どこかで方向転換したのかな?

「ここ、伏線だよね」って期待したエピソードの回収がなくて、肩すかしをくらったところもありました。残念。

 

ストーリーはだいたいあらすじ通りに展開していますが、あらすじに出ていない主要で影の存在の少女がいます。表紙にも姿はあらわれていないけれど、読み終わった後で再度見直すと「ああ」ってなります。切ない…。

この存在が非常~にキモでして、わたしは彼女が大好きになったので、絵になっていないのが残念なような、グロい姿っぽいので出さないのが思いやりのような…。

 

時代性よりもファンタジー性やホラーっぽさのほうが際立ちますので、そういうものねと思って読まれるのがよろしいかと。

児童書よりちょいっと上の年代、いわゆるティーンズ向けですが、小学校高学年くらいの本好きさんならヨユウで読めると思います。

コワイ本スキー、でもハードなのはちょっとニガテな方には、ドンピシャ!でおススメしちゃいまーす♪ 

 

 

 [た行の出版社]  [な行のタイトル]

 お仕事本シリーズ紹介、まだ続いています。

 

 5巻だ5巻だ、うっれしーいなー♪

 

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂5 (ふしぎ駄菓子屋銭天堂)

廣嶋 玲子 偕成社 2015-09-07
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by ヨメレバ

 

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商品の説明

内容紹介

「銭天堂」の自動販売機とカプセルトイが何者かにこわされ、商品がねこそぎ盗まれた。運をもたないお客に品物が渡ったら大変なことになる。女主人紅子は、その回収に乗り出し、怪しい男を突き止めるのだが・・・。(全5話)

出版社からのコメント

銭天堂にあらたな危機が! 自販機とカプセルトイの駄菓子をまるまる盗まれた紅子は、商品をとりもどそうと、犯人さがしに乗り出します。 今回は、一話一話のエピソードがつながっていて、大きな一つの物語になっている「連作短編集」です。 はたして、紅子は犯人をつかまえることができるでしょうか。

 

 

新刊、出たー\(^o^)/


と、毎回ワクワクと読んでいるこのシリーズ。今回も例外ではありません。
 

紅子さんのどアップで商品が見えにくい表紙。今回は商品が控えめ?
いやいやそんなことはありませんよ。商品もにゃんも紅子さんと共に活躍します。
しかし今回はちょっと毛色が違っております。
銭天堂のグッズは、売られるのではなく盗まれてあちこちにばらまかれ、それを回収するのが主題となるんですねー。
購入の注意も与えられず不用意にもたらされるグッズは恩恵よりもトラブルを招きやすくって、紅子さんの扱いの的確さが懐かしくしのばれますが、そのドタバタがまた面白く、発展系と言ってもいいかもしれません。

 

毎回言ってる気がしますが、ホントにこのシリーズはマンネリ感なく読めて凄いです。
設定やお約束を踏まえつつ、それぞれの巻の特色がしっかりとあるんですよ。
今回だと、盗まれたグッズたちの行く末と回収。
簡単に盗めないはずの駄菓子を盗んだのは誰?そして理由は?
1巻できちんと解決しますので、読み終わっての安心感もありますし、次はどんな展開になるのかなという期待も膨らむってモンです。

 

ストーリーの起承転結のメリハリがあった分、グッズの面白さは他の巻と比べるとビミョウに弱いかも?と感じたりもしますが、それもまあバランスのうちと考えましょうか。

両方が強烈でバランスが悪いとイイ要素が台無しになっちゃいますからねー。


懐かしのあの人が登場したり、あの件に決着がついたりと、他の巻との関連性もあるので、前の巻をまた読み返してしまうかもしれませんが、これもまた仕方ないとご了承いただくしかないかも。

面白いシリーズの宿命でございますよw

 

なんとなく『第一部終了』的な色合いも感じられましたが、ここで終わるとは思えませんので、次からの展開がどのようになるか、そして次の巻はいつ出るのか?
またもワクワクと待つ日が始まるのでありました。

 

前4巻の紹介記事もリンクしておきます。よろしければこちらもどうぞお読みくださいませ^^

ふしぎ駄菓子屋銭天堂   

ふしぎ駄菓子屋銭天堂2  

ふしぎ駄菓子屋銭天堂3  

ふしぎ駄菓子屋銭天堂 4

 

 [さ行のひと]  [か行の出版社]  [は行のタイトル]
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