やっと読みました~\(^o^)/

 

『小さな国』シリーズ 有川浩Ver. いよいよ開幕

有川作品のコロボックルシリーズはもう1冊、『コロボックル絵物語』がありますが、こちらは正直いって、どうもそのー…だったので、この作品も読むのはおっかなびっくりでした。

なにしろ、シリーズを著者バトンタッチで続けるという、類をみない続行ですからね。しかも児童文学の作家ではない方が話を続けるわけですし。いろいろ勝手が違って大変だったのではないでしょうか。

 

作中に『小さな国』シリーズも出てきて、新シリーズであることもしっかりアピールしつつ、文体や言い回しなども違和感なし。

佐藤さとるVer.からの読者も安心して読めます。流石だー、と感心です。

また、枝分かれしたコロボックルたちの物語にもなっていて、構造も面白いですね。

違う著者が同じシリーズを書いているのだということを理解して読む大人はにんまりしながら、有川ファンでこれが初コロボックルの読者は、この巻のあと、シリーズ初巻に遡りも可。まったくもってうまくできております。

個人的には最後の展開があれもこれもと逆転のオセロのようなひっくり返しっぷりで、ちょっとくどいような気もします。が、これは嗜好性の範囲なのかな…。

 

総合的にみて、上手に佐藤さとるコロボックルを踏襲しつつ、有川らしさもにじみ出た、まさに融合の1冊!でした。

 

 

とはいえ、作品を読みながら、今後のシリーズについて頭を離れない1点がありましたので、作品を離れての個人的メモとして書き留めておきます。

 

わたしはこのコロボックルシリーズの代替わり、何年か後にもう一回大きな転機をむかえることを意識せずにいられないのです。

 

はい。挿絵の変更、ですね。同じ連想の方もいらっしゃるでしょう。

 

佐藤さとる有川浩へのバトンタッチは村上勉の絵によって繋がれているので、視覚的にそれほど大きな違いは感じられないのですが、この先もシリーズが続くのであれば、いつかは村上勉から絵をバトンタッチされる挿絵画家も現れるはず。

 

どんな人になるのか、そしてどのような形で引き継がれるのか?

 

今はまだまだ未知数ですが、この代替わりが行われたときにコロボックルの世界にもさらに変化がもたらされるのでしょうね。

 

 

『だれもが知ってる小さな国』は、新しいコロボックルの世界への第一歩が踏み出された作品でもあり、さらなる次のステップを考える作品にもなったのでした。

前シリーズからのオールドファンの一員として、これからのシリーズの行方も楽しみに読み続けていきたいものです。

 

 

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