え!?もう10巻目?…と思ったら、8巻9巻を飛ばして10巻目が出てしまったということのようです。

 

【内容情報】(出版社より)
このはこ、なんだっけ? あかない はこ。ふると、コソコソ おとがする。「はこ」と「女の子」をめぐる 静かな恐怖の物語。あなたを恐怖の世界へとじこめる。

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)

小野 不由美 岩崎書店 2015-05-22
売り上げランキング : 32481
by ヨメレバ

 

文:小野不由美

絵:nakaban

 

小野不由美さんといえばなんたって『十二国記』ですが、それ以外にホラーも書いていらっしゃるんですよね。
といっても、わたしは『残穢』くらいしか読んでいないんですが。

 

忍び寄るような心地悪さ

この方のホラーって、なんとなくペターッと貼りつくような薄気味悪さがありますね。
汚れてちょっと湿っている感じというか、フィルターが掛かっていてはっきりわからないだけにもどかしい、そんなトーンです。

でもってその気味悪さが少しずつ「育って」いるのがとってもイヤ~なムード。

 

文章自体はとても絵本的でシンプルですが、nakabanさんの絵がクロスすることで無機質でうっすらとした寒々しさが裏打ちされましてね。なんともじわじわとした味わいになっております。

 

<怪談えほん>のシリーズって、本によってはクッキリハッキリ怖くって「きゃー!」って声が出そうな作品もありますが、この『はこ』はどっちかというと「え…だって、これは…」と声を出すよりも飲みこんじゃうタイプ。

このじんわりとした味わいは、ソフトタッチにみえますがなかなかクセモノですよ。文章には書かれていないですが「どうみてもおかあさんが…だよね」ってあたりがぞわぞわぞわっとくるのですよねー。

 

どんなシリーズや本であっても好ききらいはつきもので、そういう意味でいうとわたしの好みとはちょっとズレていますが、このシリーズは全体的にクオリティが高いのでズレぐらいではびくともしないテッパンさでありまして、有名どころの作家さんをつかまえマッチする画家さんをセレクトしおそらくはいろいろ調整しまくりグッドな怪談の絵本をコンスタントに出し続けている編集の東雅夫さんはホントにすごいなと思い感謝しております。

出版社のサイトによると、年内にあと2冊出る予定のよう。

ワクワクと今年後半も過ごせそう。お待ちしておりまーす♪

 

 

 そんな<怪談えほん>のシリーズ、これまでの作品は休館中の休館で紹介しました。

 気になる方は下記のリンクからお読みいただけます。よろしくどうぞm(_ _)m

『悪い本 怪談えほん』

 

『いるのいないの 怪談えほん』

 

『ゆうれいのまち』

 

『ちょうつがいきいきい 怪談えほん』

 

『おんなのしろいあし 怪談えほん』

 

『かがみのなか 怪談えほん』

 

 

 [な行のひと]   [あ行の出版社]  [は行のタイトル]
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かなり大判。でもそこがいいです♪

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
あなたはこの本で、ある町の誕生から現在までを、時代順にたどることができます。はじまりは石器時代、川のほとりの小さな集落です。そして同じ土地が、一万年以上の歳月のあいだに大きく変化し、いまではにぎやかな都会の中心です。この絵本は、時代ごとの昔の人間の生活ぶりをあざやかに見せてくれます。

文:アン・ミラード
絵:スティーブ・ヌーン
出版社:さ・え・ら書房
初版:2000年10月

タイプとしては

『百年の家』
に似ています。
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こちらはわりとスタンダード(?)なクリスマス作品です。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ハリネズミのとんがとぴんが、ニコラスおじいさんがはいた靴下に穴があいていると、気づきました。2匹はどんなクリスマスプレゼントをおじいさんにあげたのでしょう。

文:西内ミナミ
絵:スズキコージ
出版社:福音館書店
初版:2008年10月25日


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