なろうさんも読んでますが、アルファポさんも読んでおりますw
てことで、今回はアルファポさんで見つけた書籍化作品のご紹介。

内容(「BOOK」データベースより)
双子の妹達から保護者役をお願いされ、最新のVRMMOゲーム『REAL&MAKE』に参加することになった青年ツグミ。妹達の幼馴染も加えた3人娘を見守りつつ、ツグミはファンタジーのゲーム世界で、料理、調合、服飾など、一見地味ながらも難易度の高い生産スキルを成長させていく。そう、ツグミは現実世界でも家事全搬を極めた、最強の主夫だったのだ!超リアルなほのぼのゲーム世界で始まった、ツグミ達のまったりゲームライフ。その珍しいプレイスタイルから、いつの間にか他のプレイヤーに大注目されることに…!アルファポリス「第7回ファンタジー小説大賞」優秀賞受賞作!
第1巻がこちら。


最新刊はこちら。

アルファポリスの連載は、書籍になった部分が短縮Ver.で読めるようになっています。未収録の続きも掲載されていますよん♪
のんびりVRMMO記(なろうさんでも連載されてたそうですが、書籍化のため作品が削除された模様)



さて、本の内容の前に、まずはVRMMOとはなんぞや?って話から。
この作品に限らず、VRMMOとついた小説を読んでいると「リアル体感ゲームなのね」というのはなんとなくわかる。
でも記事にするなら正確にわかったほうがいいよね、ってことでググりました。
ニコニコ大百科が詳しく説明してくれてましたよ。
なるほどねー、実現しなさそうだけど楽しそうな架空空間。ファンタジーというか、SF的な設定なのね。ガチSFみたいに世界の作りこみはされていなくてある意味ご都合主義ではあるけれど、SFの小難しい設定を理解するのは大変なのよーってわたしみたいなタイプには好評なのでは?

このシリーズはロジックありきの作品が好きな人にはお勧めしません。
キャラ読みがキモなので、キャラが好きになれるかどうか&ずっと同じのんびりまったりのテンションが気にならないかどうかですごく評価が分かれそう。(実際、最近の巻についてはAmazonのレビューけっこうアレだったりします★)
あと、コミカライズもされているので、そっちのほうが合う人もきっと一定数いると思う。
わたしはコミックも小説も好きだけど、それは単に小説の挿絵のほうがお兄さんの顔が好みだからwwwコミックはキャラが全体的にちょっと幼い印象なんだよね。

ふわふわふらふら気の向くままに遊び暮らすゲームの中の主人公たち一同と、それをこっそり愛で、掲示板で楽し気に語らう他プレイヤーたち。
成長や進歩はあまりないけど、ゲーム内の1日ってリアルの30分だそうで、それを考えるとゆるふわでもいいかー、とw
主人公のツグミが若いのに主夫で家事以外の仕事をほとんどしていないけど大丈夫?とか、ツッコんじゃいけません。
仕事して稼ぐ大人が登場しないよね、ってのも同上。
ゲームの中でも伏線なの?回収しないの?っていうのがありますが、それはまあ、これからに期待…なのか?
文体とか世界観のゆるい感じが魅力なので、詰めちゃって持ち味が変わっちゃうと面白くなくなる可能性が高そうでね。それでいじれないんじゃないかなー、なんて勝手に思ってます。

誌面構成がちょっと凝ってて、テイム(仲間に)したモンスターの感情を顔文字であらわして、本文の上に吹き出しで見せたり、ちょこちょこ現れる掲示板やステータスが挿絵と文のあいだ、みたいなデザインになっていたり。
ラノベというよりも児童書っぽいかな。小学校中学年くらいからなら楽しく読めると思うー。
と、自分で書いてて腑に落ちた!
ラノベだと思って物足りない人もいるが、児童書と思って読めば満足できるはず!
そりゃー、わたしが好きなわけだよwww

納得したところで、また読みなおしましょうかね。
あ、コミックスも面白いので、気になった方はこちらもどうぞ。

掲示板の表現が楽しくて好きです。わたしはゼンゼンマンさん推し!
お仲間がいたら嬉しいでーす\(^o^)/



あ行の出版社]  [アルファポリス]  [な行のタイトル
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めちゃめちゃ時間かけて読みました。それでも読み終わると思うともったいなかったー!
紙の本で手元にあるんだから何度でも繰り返し読めるんだけど、
最初の一回の、「初めて」の感じって独特じゃないですか。それを一気に味わっちゃうのがもったいなく感じる作品だったので、ゆっくり、ちょっぴり、少しずつ。
一つ読み終わったら本を閉じてため息ついて。こんなに丁寧に味わって読んだのは初めて。


内容紹介
死んでしまった美しい女との百年後の邂逅、逃れられない前世の因縁、明治の世に運慶が現れる不思議、自殺を試みた瞬間に味わう激しい後悔、断崖絶壁で夥しい数の豚に追い詰められる恐怖……。漱石の内面の孤独が色濃くにじみ、曰く言い難い十の夢が語られる珠玉の小品『夢十夜』を、名手近藤ようこが漫画に描く。


夢というのはこんなふうに書き表せるものなんだなあ。
夢って独特の質感があって、でも触れないし現実でもないし、どうしたらいいものかと思いつつ、印象的な夢を見た時だけは手帳にメモったりしているんだけど、わたしは文章でしか表せないので、絵とかマンガにできる人って、ホントに羨ましい。

で、自分の脳内にしか存在しないと思っていた夢の手触りや雰囲気がそのまま文章で読めるのが漱石の夢十夜で。
さらにその世界観をまるっとマンガにしてくれたのが、この近藤ようこの夢十夜。
ため息が出ちゃいます。

もうね、第一夜から鷲づかまれますよ。
夢の女性だから、彼女はわたしの脳内では顔も姿も朧気だったの。髪は長いのかそうでないのか、美女なのかおとなしい地味な女性なのか、なんともつかみどころがなかったのが、この本で「ああ、こんな姿かたちの女だったんだ、と一気に姿が固まりました。

時代がわかりやすいものあり、どことも知れない実に夢っぽいものもありで、ふわふわと漂うように夏目漱石と近藤ようこの作り上げた世界に入り込み、たっぷりとひたれます。
モノとしての大きさは本の天地左右と厚みしかないのに、その世界がどれほど広がりをもっていて、どれほどあやふやで、それでいて心に残るのか、それはもう読んでいただくしかないのよねー。わたしの表現力では…ううう…★

そして、このマンガは白と黒がよく似合うんです。そういえば映画の『心中天網島』を見た時に同じようなこと考えたなあ。
表紙みたいに差し色を、色数少なく薄めに、が限界かな。正直、表紙よりも中のモノクロのほうが雰囲気が合ってる気がする。あ、でも裏表紙の百合は絶品なので、書店で見る機会があったらぜひぜひご覧あれ!

個人的には第一夜は絶品ですが、第三夜も素晴らしい。そういえば第三夜はいろんな人がオマージュ的に作品に組み込んでるよね。吉野朔実さんのとか好きだったわあ。
時代やタッチなどいろんなタイプの絵柄になっているので、絵と内容のマッチングを見るのも楽しいんだよね。第五夜はこういう時代で見せるのかと意外で面白かったし、第八夜は主人公が夏目漱石そのまんまのイメージでニヤニヤしちゃった。

好きな本だといっても十夜分の夢なので、こんなだっけ?とすっかり忘れている夜もあるので、原作とコミックを読み比べるのも楽しそう。近々本棚を探索せねば。そして読むときには白い百合を部屋に飾りたい。つぼみが花開くのを眺めてまた第一夜を読み返したい。
マンガと文庫を2冊並べて百合の花のそばに置くとかどうかな。
気取ったことだなと思いつつも、そういうことをして、似合うかどうか試してみたいです。

もしこの記事を読んで、そしてこのマンガに興味をもって手に入れた人がいたとしたら。
読むのはゼッタイ夜がいいです。
と、強く強くおすすめします。
朝の光で読んだこともあるけれど、夜の匂いが薄れてしまうので、美味しいんだけど出来上がりから時間がたっちゃってちょっと冷めた料理を食べてるような、<ひと味足りなさ>を感じちゃいました。わたしだけかな?いやきっとそんなことはないはず。

夜の濃さ、眠りの質感を、どうぞご堪能ください。


 [あ行の出版社]    [や行のタイトル] 



このアリスには、ぜひぜひ売れて版を重ねていただきたい

身もフタもありませんが本音です。

 

内容紹介

ルイス・キャロル不思議の国のアリス』刊行150周年記念出版!高山宏の新訳と佐々木マキの描き下ろしイラストで贈る、日本語版『不思議の国のアリス』の金字塔!

装丁・祖父江慎+鯉沼恵一(cozfish)(オール2色刷り・四六判・上製)

誰もが知ってるお話の、誰も知らないコトバとカタチ 「会話のない本なんて本じゃない、といちばんはじめのところでアリスが言っています。 この翻訳は会話のある本になっているはずです。 アリスは同時に絵のない本なんて、とも言っています。 この本の「絵」はどうですか? このたび、絵もあれば会話もある本をお届けできました」(本書より)  

 

 おススメのアリス、アリマス

アリスは古典です。
しかもたいてい挿絵がついています。
有名どころでいうとテニエルにラッカム、ちょっと変わりどころだとトーベ・ヤンソン(←ココロの姉妹のツイ友さんオススメ。未読の読まなくては本)とか?
どれもそれぞれ味わい深いんですが、まさか佐々木マキ氏にあの世界を再現していただけるとは思わなかったですよ!

 

ツイ友さんというかブロ友さんというかな方に「出てるんですよー、いいんですよー」っておすすめいただいて、なるほどいいかもと思ったんですわ。

表紙は色もイラストもわりと地味めで(失礼★)、中のイラストも2色なんですけども、それがまたいい味出してる

…って、佐々木マキさんの他の本でも書いたことあるような。

 

過去の蒸し返しはさておいて、とにかくアリスがかわいい!んですが、このアリスは媚のないかわいさなんだよねー。

アリスというとロリータ、みたいに結びつけられることもありますけど、このアリスにはエロス感じないっす。萌えないっす。でもめっちゃカワイイっす♪

 

そして新鮮だったのはウサギ!全然かわいくないwww 
狂言回し的にあらわれるから、可愛く描かれることが多いんだけど、このアリスでは不機嫌全開のぶっさい感じです。

女王はトランプまんまだし、チェシャ猫はにっかり笑ってるしね。

いわゆるパターン的な絵を踏襲しているところとそうじゃないところが絶妙にミックスされていて、うわーもうなんていうか…好きだー!!!!!

 

そして話が戻りますが2色遣いね。

とっても素敵なんですが、デザインの方が色も決めてるのかな?折に合わせてなのかわからないけれど、いろんなパターンの2色があって誌面が華やいでます。

編集者さんのインタビューないかな~、っとググってたら
表紙と中身がチラリと見られる記事発見!

 イイ感じのイラスト、ご確認いただけますよ~ん^^

 

そして忘れてはいけない、文章つーか翻訳でございます。

アリスのストーリーは知ってるけど、そして過去に精読したこともあるけど
絵だけではなく本文もしっかり読みなおしました。そして退屈しませんでした。
うーん、すごい。

 

アリスって、夢オチで、実をいうとそれほどわたし好みの内容ではないんですよ。それが結構シャキシャキ読めちゃうというのは、かなりこなれた翻訳なんですねえ。

高山氏のあとがきによると、アリスの訳は二度目とのことですが、前回の自分の訳をなぞるわけにいかないところがしんどそうです。

 

『”time”を「間」と訳せば解決すると気づいた』ことについて『天にものぼる心地』と書いていらして、この文章読むだけで一緒になって「おお!」と興奮しましたねー。

フィットする言葉を見つけた時のあの幸福感。個人の趣味のブログであってもたとえようもない嬉しさです。それがプロの翻訳家でお仕事で発揮できたら…感無量でしょうね。おめでとうございます!

 

年月を重ね、いろんな版が出ている中でも、面白い作品は「これはナイス!」とピッカピカに光を放ちます。

そしてこの本はまさにキラキラチカチカと細やかにまばゆく輝いているんです。


アリススキーさまも、ちょいと興味のあるだけって方も、

ぜひぜひ手に取ってご一読くださいませですー♪

 

 

[あ行の出版社]   [か行のひと]  [は行のタイトル]

ダブルで読みました。

 

 [あ行の出版社]   [か行のひと]  [か行のタイトル]

吉田さんって、すみません知りませんでした。
「なおき」さんじゃなくて「ひさのり」さんなんですね。自分用メモとして書いておきます(笑)。

 

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